京都中華とは。
おはこんばんちわ
紅白のゆずの栄光の架け橋はももええんと違う?
と思ったヨウスケです。
一発目に書くお店ってやっぱり重要じゃないですか?
どこにするか悩んだ末、
個人的に大好きな「京都中華」のお店「鳳泉」にしました。
まず、「京都中華」とは何??
という方へ、
「京都中華とは」
おだし(スープ)の味を大切にしたやさしい味で、
特に花街にあるお店では、
舞妓さんや芸妓さんが食べやすいように、
香辛料や匂いの強いものをあまり使いません。
そうです。
すげえ曖昧です。
明確な定義はないものの、京都の中華料理屋さんはあっさりとした優しい味のお店が多いように思います。
四川料理であったり中華のジャンルによって味付けが異なるのは一緒なので、
そのあたりは一概にくくれないのですが。
ただ、1つ言えるのは京都中華、超ウマイ。まじで。
前置きはそれぐらいにしておいて。
早速お店の紹介へ。
「鳳泉」
「京風中華の礎」を築いたのは 大正時代に来日した中国人コック、高華吉(こうかきち)さんという方で、京都ではじめての中華料理店「支那料理ハマムラ」で料理長を務めた人物なのだそうです。
高さんはそれまでは和食の街・京都になじまなかった中華料理を京風にアレンジ。 独立後は〈飛雲〉〈第一樓〉といったお店を構え、 最後にオープンした〈鳳舞〉がいわば「京風中華の集大成」だったそうです。
その〈鳳舞〉は2009年に惜しまれつつ閉店したため、いま僕たちが京風中華のルーツに触れることはできないのか...
と思ったらところがどっこい
その〈鳳舞〉の味を受け継ぐお店のひとつが、今回ご紹介する中華料理店〈鳳泉〉です。
鳳泉の料理長・福田さんは 42年間〈鳳舞〉で鍋を振っていたお方だそうで。
期待値上がらないはずがないですよね。
料理のメニューは中華料理らしく豊富にあります。
その中でもこれを食べるために鳳泉にくると言っても過言ではない料理があります。
エビカシワソバ
通称:カラシソバ
名前の通り、あんかけ状のスープの中に中華麺とカラシを混ぜ込んでいる料理なのですが、これが抜群にウマイ。食べたら分かるんですけど独特のカラシの風味が癖になります。
カラシソバという名称で、この料理を出す京都の中華料理屋は他にもあり、味付けもお店によって変わります。
僕はこの料理を食べただけで、
京都中華最高すぎない??
となったぐらいなので、京都を訪れる機会がある方はぜひ食べてみて欲しい一品です。
その他にもシュウマイや酢豚も抜群に美味しいので。
結局全部美味しいんですけどね。
京都に行ったらつい訪れたくなるお店。
「鳳泉」でした。